今までに払ってきた家賃の話

数えてみればこれまでに10数回の引っ越しを経験しました。その都度、いろいろな部屋・住宅に住んだことになりますが、その家賃も様々でした。

安かった家賃としては【月に7000円】というのがあります。住んでいた場所は東京の杉並区、閑静な住宅街でした。ある家の離れを借りて住んでいたのですが、3畳一間の部屋でした。戦後すぐに建てられた、部屋というよりは物置のような部屋でした。大家さんは80歳くらいのおばあさんで、家賃で儲けようという気などはさらさらなく、防犯上、用心のために男性の私を住まわせているといった感じでした。

結局ここには4年ほど住んだのですが、2年たった頃に家賃の改定がありました。7000円が8000円に引き上げられたのですが、実は私のほうから【家賃を上げてもらってもいいですよ】と進言したのです。そのおばあさん、時々は私にご飯を食べさせてくれていましたので、あまりに安い家賃に私が恐縮してしまったのです。昭和50年代の話ですが、それでも月に7000円というのは破格の安さでしたから、なんだか申し訳なかったのです。

杉並の話は大学生の時なのですが、大学を卒業して田舎に帰って高校の教師をやりました。田舎でしたから民間のアパートなどもなく、私は学校の前の教員住宅に住んだのですが、ここの家賃はもっと安かったです。6畳の部屋が3間あって、家賃は3000円でした。3万円でありません。3千円です。県立高校の教員住宅でしたから、かなり公費で補助があったんだと思います。

あれから20年ほど経ちまして、現在は持ち家に住んでいます。もう家賃を払うことはないのですが、その代わりローンで苦しんでいるのです。
モビットなどの消費者金融などを時々、利用しますがあまりの借りやすさなので自分でも注意してお金は使わないとなと改めて思った次第です。